HAPPYおむつライフ

富士山の麓から、おむつなし育児の記録をつづります

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おまるイヤイヤ期!?こうやって乗り切りました

おむつなし育児をしていると、誰しもが通る道、それがおまるイヤイヤ期です。これまでできたことが急にできなくなって、がっかりしたり挫折しそうになったりと難しい時期ですが、私の体験談を交えつつ、乗り切るヒントをご提示できればと思います。

 

おまるイヤイヤ期とは?

ハイハイしたりつかまり立ちしたり、赤ちゃんが動ける範囲が広がると、いろんなことに興味が湧き、自我も出てきて、おまるに座るのを嫌がる時期がやってきます。これがおまるイヤイヤ期です。おむつなし育児では自分でするのスキスキ期ともいいます。排泄の自立に向けた思春期のようなものです。 

 

対策は?

具体的な対策を調べてみましたが、特別なおもちゃを用意したり、場所を変えてみたり、時には思いきってお休みしてみたり‥といろいろ。ズバリこれ!といった解決法はないようです。期間も数週間~数ヶ月とその子によって様々です。やっぱり試行錯誤心のゆとり子どもの様子をしっかり見てあげること、しかなさそうです。

おむつなし育児研究所では、以下のように述べています。

お世話する人が頑張らないことが大切。おまるやトイレでできなくても時々おむつを外して、排泄物が自分から出ていることを忘れないようにしてあげられるだけでも十分。 (おむつなし育児研究所より引用)

 

娘のおまるイヤイヤ期

おむつなし育児を開始したのが2018年8月末。娘が9ヶ月の頃でした。キャッチできるようになるまで丸1ヶ月かかったものの、それから1ヶ月は順調にキャッチしていたのですが‥11月に入った頃から、朝イチのキャッチができなくなってしまいました。

一緒に便座に座ると脚を交差させてもじもじと我慢する仕草をすることもあるのですがトイレではしてくれず、タンデムから降ろしてペットシーツの上に立たせてみても、キャッチ率は50%もない‥という感じ。立ったままペットシーツから外れたところでしたり、おむつをはかせたとたん中でおしっこしてしまったり、はたまたおむつを脱がせたとたんおしっこ、という混乱が続きました。

当時、おまるイヤイヤ期=トイレやおまるに座ったとたん泣いて嫌がる、のけぞる、と思い込んでいた私。激しく嫌がるというわけでもなかったので、おまるイヤイヤ期だと気付くのが遅れてしまいました。おむつなし育児ブログをいろいろまわってみましたが、「おまるイヤイヤ期が始まった」ということは書いていても、どう対応したかは書かれていないことが多かったので、我が家での対応を記録しておきたいと思います。

 

どう対処した?

イヤイヤの様子は上述の通り。一向にキャッチできないので私のモチベーションも下がる下がる…。普段から寝起きのキャッチしかしていなかったので、これが出来ないというのは本当に困りました。出来ていたことが出来なくなって、イライラしたこともありました。

なぜか頻尿になってしまったので(今思うと気温が下がってくる時期でした)、こまめに布おむつをチェックすることすらしんどくなって、とにかく漏れないようにと紙おむつの中に布おむつを挟んだりもしていました。トレパンや普通の綿パンツ(いわゆるお姉さんパンツ)を買ってみたりも。これは布パンツを履いている姿が可愛くて、少し気分が浮上しました。

 

思えば、外出先でささげてみるようになり、成功するようになったのはこの頃でした。印象的だったのは、抱っこ紐で大きな公園でのイベントに出掛けた時のこと。2時間経っておむつ交換のためトイレに行ったのですがなかなかトイレが空かず、やむを得ずトイレの裏の木陰でペットシーツの上にささげてみることに。するとシャーっと上手に出来たのです!一緒にいた夫も、おむつが長時間乾いたままだったこと、おむつを脱がせて私が合図するまでしなかったこと、そして初めて見た娘のおしっこする姿に感動したようでした。家ではあんなだったのに‥と私も心底驚きました。この日はこの後1~2時間おきにささげて成功。家に帰ってすぐささげてみても上手にすることができました。外出で環境が変わったことタンデムでなくささげたのも良かったのかもしれません。

 

そしていちばん効果があったなと感じたのはおまるを使い始めたことでした。購入したのはコンビの「おまるでステップ」。これは娘にとって良い刺激になったようで、2日目から朝もキャッチできるようになり、イヤイヤ期にさよならとなりました!できるだけ場所もお金もかけたくなくて購入を見送っていたおまるですが、浮いた紙おむつ代でペイできているし、購入して良かったです。結果的に、娘のおまるイヤイヤ期は1ヶ月で終わりました。

 

まとめ

いつも、続くかわからないから何かを購入するのは様子見するのですが、今回は思い切っておまるを買ってみて良かったです。今も、おまるとしても補助便座としても現役で使っています。私の場合、即「もうやーめた!」とならずに、イライラしたり、どうしたらいいんだろうと思い悩むということはつまりおむつなし育児を続けたいと思っているということ。なのであまり怖がらずに新アイテムを導入して良かったんだと思います。

 

おまるイヤイヤ期には特に「子どもの排泄に寄り添う」ということを忘れずにいたいものですが、いざ渦中にいるとどうしていいかよく分からないということもあるかと思いますので、まずは以下の点の変更を検討してみてください。

  • 場所やタイミングを変えてみる(トイレをおまるにしてみる、お風呂でしてみる、おまるを変えてみる、ささげ方を変える、外出先でもやてみるなど)
  • 時間を増やしたり減らしたりする。または時間帯を変えてみる(フルタイムをパートタイムにする、いっそお休みしてみるなど)
  • おむつの種類を変えてみる(紙、布、パンツ、ふんどしなど)

いろいろやり方を変えてみて選択肢を用意することで、子どもが何を思ってイヤイヤしているのかがわかるきっかけになると思います。その試行錯誤の中で気づきが得られたり、寄り添い方も少しずつ分かってくると思います。

ただ、大人が消耗してしまうほど頑張る必要はもちろんないので、どこまでならできそうか妥協点を探ってみてください。あまりトイレやおまるでキャッチすることに固執しないことも大切です。1日に1回だけだったとしても、床に水たまりを作ったとしても、「おむつの外でするという経験ができた!」と前向きに考えられるといいですね。我が家は1日に1回もできない日もありました。もちろん、いったん休もうという選択もOKです。リフレッシュも大切です。

大丈夫です。いつか必ずおまるイヤイヤ期は終わります。

 

娘も、今も進歩したり停滞したり後退したりをずっと繰り返していますが、人間いつも右肩上がりとは限らないし誰だって失敗するよね、と学ばせてもらっています。私も、おまるイヤイヤ期を経験したことで「この子は今どうしたいんだろう」と考える習慣がついて、成長できた気がします。今後も停滞は付き物かと思いますが、ゆるゆると見守ろうと思っています。