先日、おむつなし育児教室に参加してきました!
本やネットの情報を参考に、これまではひたすら孤独に試行錯誤&自問自答の日々だったので、とにかく誰かと話したーい!悩みを共有したーい!と思い、少し遠かったのですが思い切って行ってきました。今日は、講座や交流会に興味はあるけど参加を迷っているという方向けにお伝えしてみたいと思います。
どんな講座?
今回参加したのは、おむつなし育児を知らない人やこれから始める人向けの講座でした。やり方についてはほとんどがすでに知っていることだったのですが、ちょっとしたコツや便利アイテム、今後娘のおむつなし育児がどうなっていくか、近頃のおむつはずれの状況などなど‥いろいろ収穫があり、行ってみて良かったです。生の経験談が聞けるのは、実際の講座に参加する大きなメリットだと思います。受講者は私ともうおひと方だけだったので、先生とも近い距離でお話を聞くことができました。
得た情報やヒント・コツ
- ゴムバンドを使って布おむつでふんどしスタイルを試してみようかな
あんよが始まると布おむつカバーがわずらわしくなってきます(娘は大人しく待ってくれる方だと思うのですが)。ふんどしだとゴムバンドに輪おむつを引っ掛けるだけなので着脱が楽!濡れていることが親からもわかりやすいし、子どもにとっても排泄の感覚が敏感になりそう!
- トレパンや化繊の布おむつカバーは劣化が早い。二人目には使えないかも
トレパンもポリエステルのカバーも現役で使っています。まだ劣化は見られませんが、確かにトレパンは乾きにくいので傷むのは早いかもしれません…。
- 抱っこ紐の中で反り返るのはおしっこしたい時
娘はよく抱っこ紐の中で反り返ります。おしっこしたい時とは気づきませんでした。この日も会場へ向かう電車内で反り返っていました。乗車前にささげてあげれば良かったと反省しました。
- 1歳半くらいで急激に賢くなるのでおむつなし育児も進む
1歳半くらいだと大人の言葉がわかる、おしゃべりができるようになる、歩けるようになる…という頃でしょうか。おむつをほとんど使わない国や文化で育つ赤ちゃんは1歳後半くらいから自然に排泄が自立するのでその時期とも合致しますね。
- 2歳でイヤイヤ期がくるまでにおむつ外れの目処をつけておきたい
おまるやトイレに誘ってみても「イヤ!」となれば親はなかなか手出しできません。
- おむつをこまめに交換しておかないと、そもそもおむつを脱ぐことすら嫌がる子になってしまうのでトイトレに支障
ひとつ前の項目とも重なりますね。おしっこやうんちが体にくっついたままの状態を良しとしていては、トイトレが難航するのは想像に難くありません。そもそも動物としてもどうなんでしょう。おむつなし育児を全員やるべき!とは思いませんが、せめておむつはキレイな状態を保ってあげて欲しいです。
- 3歳時点でおむつが外れている子は2~3割
ほとんどの子がおむつで3歳児健診を受けるということですね…。どんどんおむつ外れの時期が遅れています。
- 昔はおまるをもらうタイミングは出産祝いだった!首がすわればささげていた
出産祝いでおまるは聞いたことがなかったのでびっくりです。おむつなし育児をしている身としては羨ましいです。出産前からおむつなし育児に興味のありそうなママにはいいかもしれません。
- とにかくトイレに行くことを習慣にしちゃう。寝起きはトイレにいくものと思ってもらう
寝起きはキャッチしやすいタイミングなので、習慣にしやすいと思います。イヤイヤ期で停滞しても、ここだけ守れれば気持ちに余裕が持てるかもしれません。
- 洗濯物(布おむつ)はここから減る一方!
開始直後から比べれば、すでに少し減っています。大した手間ではないですが、洗濯が減れば成長が目に見えて実感できますね。成長が見えると、よりおむつなし育児に取り組むモチベーションもアップしそうです。
コミュニケーションこそおむつなし育児!
講座の最後には、実際に会場のトイレでささげる練習がありました。私はすでにおむつなし育児中だったのでトップバッターでした。子どものズボンを脱がせてみると紙おむつにすでに青いラインが‥。出ないだろうなあと思いつつ、いつものようにささげてみると「こっち!」と娘が言い出したので「こっちと言い出すともう出ないんです。出るときはもうちょっと真剣な顔するんです」と先生に言うと「もうこれだけコミュニケーションがとれてるんだよ~」と言っていただけました。それがなんだかすごーく嬉しかったんです。おむつなし育児はEC(Elimination Communication)=排泄を通したコミュニケーションとも言われます。おむつを外すのが目的ではなく、子どもの排泄に寄り添ってあげたり排泄を通して子どもとコミュニケーションをとったりすることがおむつなし育児の真髄です。普段どおりにささげてみたけど出なかった‥それだけのことです。なんなら結果だけ見ればキャッチはできていません。でもちゃんと私と娘の間で意思疎通がとれていたんだということに気付かせてもらいました。今まで娘とふたりきりでやってきたけど、大きく間違ってはいなかったんだなあと嬉しかったです。
機会があればぜひ参加を
そういえばおむつなし育児の本にも、「おむつなし育児のグループに参加したほうが良い」と書いてありました。その時は、まだまだ初心者だし気後れするしそもそもそういうグループって近くにあるの?と思っていたのですが、やっているうちに誰かと話したいと思うようになるものですね。
おむつなし育児どころか布おむつを使っているお母さんも私の周りにはいません。おむつなし育児をやっているだなんて、ママ友にはまず言えません。エキセントリックお母さん、スパルタお母さん、教育熱心お母さんと誤解されそうで‥。いや、すでにそう思われているかもしれません。笑 でも子育て中の方ならみんな、悩みを共有して肩の力が抜けたり気が楽になったりという経験がきっとありますよね。おむつなし育児も一緒じゃないかなと思います。経験談やヒントが聞けたり、第三者の目で見てもらって気付きを得られることはおむつなし育児を続ける上でも良い刺激になることが分かりました。
各地でいろいろな講座や交流会が催されています。初めての人のための講座、すでに取り組んでいる人が集まる交流会、子どもの年齢で区切っているもの…などなど、対象はいろいろだと思いますが、おむつなし育児をしているだけあって、先生や集まるお母さんたちも寄り添う心を持った方が多いと思いますし、同じ育児方法に取り組んでいる同志というだけで、打ち解けやすくなります。迷っている方は安心して参加してみてください。きっと楽しめると思いますよ。
今年はブログも始めたことだし、今後もいろんなおむつなし育児講座や交流会に出かけてみるつもりです。