先日、家族3人で2泊3日の旅行に行ってきました!それにともない、携帯用の補助便座を購入しました。2種類使ってみての感想をまとめたので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください!
購入のきっかけ
普段のお出かけでは補助便座は使わずささげているので、持ち運び用はまだ不要なのですが、今回のように旅行でホテルに泊まる場合、さすがにおまるは持っていけません(我が家のおまるはスタンダードなまたぐタイプのものです)。だからといってやり手水一択だと、夜中もトイレに行くため1日に何度もささげるのは体重も増えたので大変だし、環境が変わると本人がどの体勢でしたがるかわからない…ということで、購入に至りました。
我が家は夫婦ともに地元が遠方です。帰省となると日帰りというわけにはいかないし、新幹線を使うこともあるのでできるだけ荷物は増やしたくありません。もっと体が重くなると日常の外出でも必需品になるでしょうし、今後も出番は多いだろうと思っています。
補助便座を買う前に…
折りたたみ式かどうかにかかわらず、まだひとつも補助便座を持っていないという方は、焦らずちょっと考えてから購入するのが良いかもしれません。
そもそも補助便座は必要?
結果、今回は持って行って正解でした!補助便座を使わずにするならば、子どもを前に抱えて一緒に座ってできますが、トイレのサイズや体格にもよっては難しいことも。また、出先のトイレで衛生的に直接座りたくないという場合も、あると重宝します。ただ、思ったよりかさばるので、ささげて済ませられる日帰りの外出時にはまだ不要かなと思います。ただ、補助便座が必要なのは一時期だけのことですし、やろうと思えばなくてもやれます。
家の中で使用している補助便座は?
普段はコンビの「おまるでステップ」を使用しているので、補助便座部分を外してトイレで使用することもあるのですが、やっぱり持ち運び用と比べるとがっしりしていて使いやすく、これまでに不便だと感じたことはありません。O型なのでたわまないし、ストッパー部分を家の便座に合わせて調節できるので安定します。また、高さがあるため子どもの開脚の角度も若干狭く済むのではと思います。
おまると補助便座、どちらを用意する?
私はあまり家に物を増やしたくないので、おまるは買わずにおむつなし育児を始めました。トイレでタンデムしていたのですが、突然してくれなくなったためおまるを購入しました。足が床につくので安定しているし、場所を選ばないし、何よりおまるイヤイヤ期がすぐ終わったので買って良かったと思っています。
購入したおまるが補助便座としても使えるタイプだったので両方持っていることになりますが、おまるを買うか、補助便座にするか、両方持つのかは購入を急がずに子どもの様子を見てからでもいいかなと思います。
例えば、ある程度体がしっかりしている・腰座りが早かった子なら、取っ手付きの補助便座を買わずに折りたたみ式のものをお家のトイレで使っても良いかもしれないな、と思います。取っ手がついていようがいまいが、付き添いは必要なので。ただ、後述しますが、今回購入した折りたたみ補助便座の1つは我が家のトイレとは相性が良くなかったです。サイズは範囲内だったのですが、日常使いにするには心許ない感じでしたので、サイズはよく検討すべきかと思います。
体が大きな子なら、便座に後ろ向きに座れば補助便座なしでも大丈夫です。私が小さい頃はそうしていたので、実家に補助便座はありませんでした。
また、娘は歩き出すのが遅かったのもあり、靴を履かずに抱っこ紐に入れて出かける事が多く、出先でトイレに連れて行くときは抱っこから降ろしてそのままささげていました。靴を履いていないと地面に下ろせないので、バッグから補助便座を取り出して設置する手間が非常に面倒です。こういう場合は折りたたみの補助便座はなくてもそこそこやれるんじゃないかと思います。
何も買わずにおむつ外れまでやる方もいるそうなので、どれも絶対に必要というわけではありません。コストや、ご自身の意向と子どもの様子(体格はどうか、座りたがるか、外出先でもおむつなし育児をしているか等)を総合的に見て判断してください。
携帯補助便座レビュー
お待たせしました!それでは使ってみた2種類の補助便座のレビューです。
①【サンコー】折りたたみ式補助ベンザ
折りたたみ補助便座の中では最もメジャーなものではないかと思います。
- 大きさ 35x30cm
- 重さ 282g
- 耐荷重量 18kg
蝶番の隙間に皮膚が挟まって痛いのでは?と心配しましたが、広げたまま持ち上げても勝手に折れないくらいに蝶番が固めにできていたので挟まることはなかったです。また、蝶番が固いことで広げたまま壁に立てかけておいて先に子どもにズボンをはかせる、といったこともできるので便利でした。
また、フェルトの便座シートもついているのでお尻が冷たくありません。便座シートが丸洗いできるのも嬉しいですね。
裏側に滑り止めのスポンジもついています。
全体的に幅が広めにできているので合わないトイレはないんじゃないでしょうか。我が家ではこちらを主に使っていますが、合わないトイレにはまだ出会っていません。普段は折りたたまないO型の補助便座を使っているので、乗った瞬間若干たわむことに初めは不安を感じましたが、それも慣れました。特に不便と感じる点はありません。
②【シンセーインターナショナル】ふわふわ持ち運び補助便座
- 大きさ 32x31cm
- 重さ 300g
- 耐荷重量15kg
- 対応便座サイズ 縦24.5~28cm 横20~23cm
クッションがしっかりしていて座り心地は良いと思います!便座シートはついていないのですが、ツルツルのプラスチックではないので冷たさはそこまでではないと思います。娘も特に嫌がりませんでした。蝶番部分はゆるくできているので、広げたまま持ち上げるとパタンと折れます。これをたたみやすいと取るか、設置しにくいと取るか…。
クッションの高さがあるので、こちらも皮膚が挟まるようなことはなく大丈夫でした。
こちらは①に比べて縦が短いです。トイレのサイズによってはうまくはまりません。我が家のトイレの縦(内寸)が28cmで、範囲内ではあるのですが前側に設置しても後ろ側に設置しても不安定でした。ただ、補助便座の穴部分は①より少し小さめなので、体の小さい子には良いと思います。
また、裏側にゴムはありませんが、ストッパーはついています。おそらくトイレの前側に寄せて使うことを想定して設計しているのだと思います。凹凸がなくフラットで色も真っ白なので、ふき取り掃除がしやすいです。
並べてみると
紙おむつ(Mサイズ)とだいたい同じくらいの面積です。
クッションがある分②は倍くらいの厚みがあります。
比較すると厚みが目立ちますが、これしか持っていなければそんなに気にならないかな、とも思います。やっぱりクッションタイプの方が座り心地が良さそうなのでサイズさえ合えば私は②を使いたいですが、夫は蝶番がしっかりしていることと、薄型なこと、どのトイレでも合いやすいことで①がお気に入りのようです。
おわりに
排泄は、リラックスして筋肉をゆるめないとできません。大人の便座では小さな子どもには不安定で一人で座ってするのは難しいため、1つ持っていると便利なのは間違いないと思います。また、使い慣れたものがあると初めて入るトイレでもリラックスしやすいと思うので、お守りとして持っているのもいいかもしれませんね。
おまる、補助便座、折りたたみ補助便座…いろいろ便利グッズはありますが、すべて揃えなければならない、ということはないので(もちろん、揃えた方がやる気が出るという方はぜひそうしてください)この記事をご参考に、それぞれのお家のベストな選択をしていただけると嬉しいです。