HAPPYおむつライフ

富士山の麓から、おむつなし育児の記録をつづります

HAPPYおむつライフ

おむつなし育児アドバイザーになりました!

先日、おむつなし育児アドバイザー養成講座を修了しました。アドバイザーになったり、ブログを始めたり、ここまではまれるものに出会ったのは久しぶりなので、なんだかわくわくしています。今回学んだことをしっかり身につけて、いつかどなたかのお役に立てる日がくればいいな思います。

修了証


今日は、アドバイザー養成講座がどのようなものだったか、どんなことを学んだかなどをお伝えします。養成講座を受けてみようか迷っている方の参考になれば幸いです。

 

アットホームな、参加しやすい雰囲気です

講座は6時間みっちり!でした。本当は2日かけてやりたいところを1日に詰め込んでいるそうで、内容は全部大切なことばかり。貴重な資料なども見ることができました。一言も聞き漏らすまいと頑張ったのでさすがに少し疲れました。ですが、少人数なのでアットホームな雰囲気で、とても楽しかったです。私のような普通のお母さんや、保育関係の方、医療関係の方、赤ちゃん関連のお仕事がしたい方…それぞれいろんな想いを持って参加されていて、すごく刺激になりました。

アドバイザーになったからといって、広めるための活動をしなきゃいけないわけではないので、おむつなし育児をうまく進めるためのヒントがほしいという方にもおすすめの講座です。

 

おむつなし育児の本質 

講座を受ける前、せっかくだからあれもこれも質問してみよう‥と思っていたのですが、ほとんどのことは質問するまでもなく解決しました!こういうときどうすればいい?というノウハウ的なことはそんなに気にしなくていいんだと分かったし、先生に聞くんじゃなくて、娘に聞かないといけないな、と気づいたからです。

講座の中で、「こんなお母さんもいます」「あんなお母さんもいます」というお話がたくさん出てきました。ホーローおまるひとつにしても好き派と嫌い派がいるそうです。いろいろ道具を揃える方がやる気が出る人もいれば、最後まで何も買わずにやる人もいるそうです。どのやり方でも大丈夫。子どもに寄り添い続けていれば、その親子のオーダーメイドのやり方が自然とできてくるんだと思います。ふんどしか布パンツかすっぽんぽんか悩んでいた私ですが、メリット・デメリットなんてカチカチ決め込まずにやってみて良かった方を選ぼう、と肩の力が抜けました。

子どもに寄り添おうという決心がつけばもうそれでおむつなし育児は半分成功。おむつなし育児に失敗はない、ということでした。

 

寄り添うって何だろう?

おむつなし育児は、おむつを全く使わないわけではありません。できるだけおむつに頼らずに、赤ちゃんが気持ちよく排泄できるように心を寄せ、人間としての自然な排泄の発達を妨げないようにする方法です。今回の講座でも「寄り添う」という言葉がたくさん登場しました。が、寄り添うってどういうことなんでしょうか。

ちょっとご紹介したいエピソードがあります。娘が生まれて、義妹が初めて会いに来てくれたときのことです。彼女は、寝ている娘の背中と敷布団の間に手を入れて、抱っこするまでに一呼吸。その瞬間、二人が「はじめまして」「今から抱っこするよ」と目で会話しているように見えました。私から奪い取るように抱っこする人もいる中、義妹の行動からは「赤ちゃんだって初対面の人にいきなり抱っこされたらびっくりするよね」というような気遣いが感じられたのです。「小さくてもちゃんと娘を一人の人間として尊厳を認めて接してくれているんだ」「この子の存在をまるごと受け入れてくれているんだ」と本当に嬉しくて、その光景が今でも忘れられません。私にとっての「寄り添う」の理想です。

食べることにはみんな気を遣いますが、出すことだって同じように大切な人間の営みのはずです。「どうせ排泄物だから」「汚いし臭い」なんて思わずに、一人の人間が生きていく土台なんだとまずは心から理解すること。そうすれば、大人の言葉が話せない子どものことも、そのいろんな仕草や表情からもっとわかってあげられるんじゃないかなと思います。「この人はわかってくれている」と娘に思ってもらえるように、私も成長しなければと思います。

 

夫と娘の協力に感謝!

前回県内で養成講座があると知った時はおむつなし育児を始めたばかりだったことと、娘もまだまだ手が離せない状態だったので参加を見送りました。今回は娘も1歳を過ぎて、夫も有休を取ってくれていたので、満を持しての参加です。夫は私の送迎までしてくれてありがたい限りです。赤ちゃん連れで参加しているお母さん方ももちろんいましたが、さすがに1歳児を連れては難しかったと思います。

帰ってからは、「講座の内容はどうだった?」と興味津々で聞いてくれたので、夫といろいろと話し合ういい機会になりました。日中、娘の世話をしているのは私ひとりだし、私にしかできない世話もたくさんあるけれど、こうして真剣に話したり意見をすり合わせる機会があるだけで「ひとりじゃない」と心が軽くなります。

講座の間も、どこでキャッチした、いつキャッチできたと夫から逐一報告が入り、かなり自信になったのではと思います。娘も「お母さんがいない!」とぐずることもなく、1日おりこうにしていてくれたそうです。ふたりには本当に感謝です!母、今後もがんばります!